次の現場、門川町に建つ2世帯住宅の切込み作業を若手が頑張っています。
彼らが技術を習得すれば、10年後、難しい仕事は彼らの独壇場でしょう。きっと、技術を持った貴重な大工さんになっているはずです。
目の前の現場も出来るだけ早く仕上げないといけない。分かっています。でも若手を育てるのも同じくらい大切です。お施主さん、少し時間がかかるのお許し下さい((笑))
野村総研の予測によると、全国の大工さんの数は2020年で30万人、2030年で21万人。何と30%も減少。その間の人口減少が7%という事なので減少率が恐ろしい事に・・・
しかし、憂いてばかりはいられません。積極的に育成に力を入れないと!
4年目となる大工育成事業 「令和の大工棟梁検定」
今年度は全国19会場で実施されます。昨年に引き続き2回目となった宮崎会場は9月15日に開催です。
昨日、その練習会を行いました。
仕事が終わって、また学生さんの参加もあり学業終わりでの皆さんつかれている中での参加。向上心に感心します。当協会の事業者会員さんも仕事終わりに協力してくださり、感謝です。
検定名通り
「大工棟梁」
を育てる事業で、技能面以外でも挨拶や服装、道具の手入れなど基本的な事も習得するのが目的です。
もちろん、この講習、検定を受講すればすぐ身に着くという訳ではありません。普段からの心がけのきっかけになり、継続してくれればきっといい棟梁になるはずです。
今回参加してくれた受講生は皆良い棟梁になる素質十分でした!
日向市にて無事、上棟式が行われました。
今回は仏式での上棟式。初めての経験。
そして、家は施主さんの強い希望により
「ブルックリンスタイル」
最初は???でしたが打ち合わせを重ねいろいろ見るうちにそのスタイル!わかってきました。すでに頭の中では完成です!
11月完成を目指して精魂込めてお仕事いたします。