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土壁 自然のもので家を造る

投稿日時: 2018年2月4日

土壁で家を再生しています。偶然2軒同時に。(ありがたいことです)

 

塩見の自宅には、解体しないといけない離れがありました。そこには貴重な本物の自然素材がふんだんに使ってありました。というより自然から採取出来る材料以外使っていない。昔はそれしかないから当たり前に日本の家は「自然素材」で出来ていたのです。だから今の在来工法で「自然素材」で出来た家を謳うのって少し違和感があります。どこまで自然素材の材料をどの割合使用したら自然素材でつくった家って言って良いんでしょうね。。。。。。んっ、いかん、話がそれた。

 

最近大注目の土壁。(えっ?そうでもない?)

 

古民家の土壁を採取し、再利用しています。その工程を紹介します。

1、古土採取

2、水、わら、新たな土を混ぜて攪拌((週一程度撹拌し、数ヶ月寝かせる)

3、現場で小舞竹(土壁の下地の竹)を編む。

4、土壁を塗る

というふうに、難しくないですよね。土を練って発酵させて壁に塗る。(追求すれば奥が深いですが)いたってシンプルな家づくりです。以前は近所の人が集まって竹小舞編んだり土壁塗ったりしてたと聞きます。そう、本物の素材で。本物を使えば再利用できます。本物を使うことこそが究極のエコになるんだと思います。

 

省エネ、創エネ、ゼロエネルギー住宅、、、、、本物を使う事が最高に環境に優しいのじゃないかと思います。