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木造住宅って、、、木で家を造るんですね。「木」で

投稿日時: 2018年2月17日

 

弟子の頃には考えもしませんでした。自然乾燥材、人工乾燥材、集成材の違いなんて。

 

写真上から

*人工乾燥材(杉)

*自然乾燥材(杉)

*集成材(桧)

同じ杉でも人工乾燥と自然乾燥でこんなにも肌ツヤが違うものなんです。

加工した時の手に伝わる感触も人工乾燥材は、自然乾燥材と比べると明らかに粘り気が無くなっています。

集成材は接着剤で張り合わせた材料です。一般的に強いというイメージ。(実際数字にも表れている)接着剤の耐久性は別として。

上は断面の写真。人工乾燥材(左)は中が割れ、自然乾燥材(真ん中)は外が割れる。集成材(右)は貼り合わせているのが分かりますね。3つとも「木」でできています。

 

木は切った瞬間から100年〜数百年かけて強度が増すと言われています。

(あ、もちろんそれは自然乾燥材の話です。)

 

そう、世界最古の木造建築物は奈良県にある法隆寺です。建立から1,400年がたつと言われています。もちろんその時代は自然乾燥させるしか乾燥手段は無かったはずだし、、、、、ただの「木」が何でそんなに長持ちするんだ?

 

 

次回は「自然乾燥材、人工乾燥材、集成材の長所短所!」