離れの建物を解体し、土壁の土を採取してから一年以上がすぎてしまいました。
自宅に中々手が回らず伸び伸びにしてしまいました。
古い建物の土を採取し、藁や追加の新しい土を入れ発酵させる時間が必要だったのですが時間をおいたおかげで(笑)良い土になっています。
まず、左官の黒木清貴先生から説明を受けお手本を見せてもらい、いざみんなで挑戦。
えつりと言われる竹小舞を編む作業からスタート!
二人一組になり対面での作業。「次はそこじゃない!こっちから通して!」「もっと強く引っ張って!」「間隔が広すぎる!」などなど子供たちすごいですね。ちゃんと自分たちで工夫やコミュニケーションとりながら上手に竹を編んでくれました。
土を再度撹拌する作業。昔みたいに素足で踏んで撹拌してもらいました(この作業子供たちに大うけ!)
そしてコテで土を塗る作業。これが難しい!みんな悪戦苦闘しながら塗りました。
特に宮崎ではほとんど残っていない土の文化。伝建地区などの特別な地域だけでなく一般の住宅や古民家にも普通に使えるようになれば良いなと思います。
原料が「土」と「わら」と「竹」。
解体しても地球に還る。環境にも人にも悪いはずがありません。
参加くださった皆様、協力したくださった皆様、楽しい時間をありがとうございました!