ついこの前までサッカー選手になると言ってた次男(中2)
なんと設計図を書き始めました!(笑)
建築士になりたくなったのか(そりゃないか)、はたまた自分の部屋に相当不満があるのか、、、タイトルは、「理想の家」
お前の気持ち、中々伝わってくるぞ!
彼が伝えたいのは、兄貴と俺を同じ条件にしろ!ですね多分。
庭には犬小屋、サッカーゴールがあってその周りに「なかま」がいるみたい。
なんかいいですね。
そして、
ちょっと、
まじめに良いかな?って思った所。
男ならやっぱ夢を、遊びを入れなきゃつまらない!
って思い出させてくれたとこ。
絵の左下の「ろてんぶろ」
明日、まじめに妻に交渉してみます。(笑)
昨日は9mの材料を製材してもらうために隣県大分の佐伯市まで行って来ました。
通常、山で伐採した丸太は4m以下に切り市場へ運ばれます。
日本の山は急傾斜で道が狭く長い材料を運ぶのに適していないので4mを超える材料は単価が上がります。
なぜ4mなんだといつも思ってました。5でも6でも普通に出せば良いじゃん!と。でも規格なんですね。山から出しにくいから。なんだと思います。
輸入材で7〜8mあるような長い材料がトレーラーに乗って運ばれているのをよく見ます。国産材も長いまま出してくれれば良いのにな〜って思ってたら、なんと9mの材料が必要になり、、、半年ほど前に山師をしている友人に相談。無理を言って9m材を山から出してもらいました。
9mでも普通に出せるでしょ!と思ってたけど
た、大変でしたね、、、(山師さんが)
いつも無理聞いてくれる山師米良工業さんに感謝です。
日本は国土の役70%が森林で、森林が国土を占める割合は世界第3位!なんです。でも木材自給率は役35%。。。。。国は自給率をとりあえず50%まで戻す計画らしいです。50%と言わず100%まで行ってもらいたいですね。(ちなみに日本と同程度の森林保有率のスウェーデン、自給率はなんと130%)
日本に豊富にある森林資源、無理してでも使わないといけないですね。
古民家再生協会宮崎の5月定例会を昨日開催しました。
今月は宮崎市にて開催。
少しずつ宮崎の古民家再生協会も認知されて来て随分問い合わせを頂くようになりました。最近はありがたい事に行政の方々とも連携が取れ始め、戦前の建物を「既存不適格建築物」とは言わせないためにコツコツやってます。
宮崎にまだ設置されていない宅地建物取引主任者による「古民家活用推進協会」と一級建築士による「伝統再築士会」。良い人見つけて早く設置しなくてはいけません。
あ、
乾杯も忘れずに。
先日リフォーム瑕疵保険の中間検査を受けました。
伝統工法でリフォーム瑕疵保険が掛けられるようになりました。
すごい事です。建築基準法制定前(戦前)に建てられた古民家が正式な検査を受け保険対象なんです。もちろん伝統工法専門のインスペクションを行い耐震改修設計や古民家専用の耐震部材などを取り付ける必要があります。
伝統工法への瑕疵保険は宮崎県初です。
これから多くの人に知ってもらい少しでも多くの古民家に安心と安全が伴うと良いなと思います。
最近、長男の得意分野に磨きがかかって来ました(笑)
サッカーを一生懸命やってます。
が〜、
もっと得意なのが!
魚を3枚におろして刺身つくれます。
なななんと!鶏さばけます。
ウツボのさばきも大体覚えました。
とにかく手先を使うのが好きみたいなんです。
んで、GW最終日は久々OFF!
という事で自分の腰掛け組み立てましたがなかなか筋がいい!(はい、親バカです)
自分で作った椅子に座って勉強してました。
少し、成績上がるかな?(汗)
日本の家をつくるためには大工さんが必要です。(当たり前ですが)笑
以前は大工さんといえば当然に習得していた技能である「墨付け」や「手刻み」「木組み」ができる大工さんは今のままでは極めて限られてくると思います。(今はそれらが備わっていなくても住宅を造れるのです。)プレカット技術の発展、ボード張りなどによる現場の簡素化は早く、安く、均一に出来るので良い事だと思います。一方で、日本の文化や本来の大工さんの姿も残さないといけないとも思います。
3年目に入った「平成の大工棟梁検定」
全国から集まる棟梁たちに生きた技を教えてもらえる素晴らしい取組みです。
今年度は全国20カ所、宮崎でも今秋の開催を計画しています。
先日、開催のお願いに宮崎職業能力訓練センターへ行ってきました。
宮崎でも将来の棟梁たちのために試験が開催できるよう力を注ぎたいと思います。
私は素材を扱う時、出来るだけ原型をとどめるようにしています。
1つの理由は、その方がカッコよくなる事が多い!(笑)
もう1つの理由は未来に誰かが違うかたちで利用する事を想像しているからです。
この一枚板も、今はテーブルと、学習机として使用されようとしています。
でもいつかその役割を終えて違う使われ方をする日が来るでしょう。
その時に出来るだけ多くの選択肢が残っているように削りや切断は最小限にします。
手を加えるのが次の世代かもしれないしずっと後の人かもしれないしはたまたその本人かもしれないし、、、
いずれにしても本物、自然乾燥材だから長持ちする。また削ってピカピカに磨いたり古い使用感をそのまま活かしたりして再利用出来るんですね。
数十年乾燥させたというこのケヤキの一枚板も、ほんの少しだけ手を加えて背もたれにしています。
次の人がまた再利用してくれる事を願って。
今年のGWは3、4、5、6と休みを頂いております。
頭に半分仕事の事を残しながら、、、
昨日は西都市、今日は高千穂町、明日は熊本人吉市で長男( 中2)のサッカーの試合です。
日向中学校に通ってサッカーしています。
当たり前ですが試合中必死に走っています。戦っています。
感動しますね。失敗しても何度も立ち上がり自分より大きく強い相手に向かって行く。
子供達に勇気をもらいながら
おじさんも、
色々と、
頑張ります!(笑)
もうずっと言われている事ですが「空き家問題」
平成25年の住宅・土地統計調査での日本全国空き家数
なんと820万戸
そして5年に一度の調査が今年です。
その数は1,000万戸を超えるだろうと言う声も聞いた事があります。
日本の世帯数が5,340万世帯、、、
何と5件に1件が空き家の計算です。
やばいですね。
ちなみに日向市でいうと世帯数25,000に対して空き家は1,200〜1,300戸なんだそうです。全国平均に比べるとだいぶ少ないですね。それかわかってない空き家がまだ沢山あるのか。。。
その中にも戦前の良い建物、沢山残っているはずです。
手遅れにならないうちにみんなで何とかしないと。
成果が出るのは何年も先になるかもしれませんが、ずっと後の人達の為にまずは一歩から。
昨日日向市と、門川町の担当職員さんと空き家について協議してきました。未来へ向けて良い取り組みが出来るよう仲間をもっと増やしてやって行きたいと思います。